選択肢を狭めないで!

働き方の特徴を知って自分が働きやすい方法を探そう

フルタイムは正社員ではない

フルタイムで働く=正社員と思っている方は少なくありません。フルタイムとは、正社員と同じ労働時間・勤務時間で働くことを指し、正社員ということではありません。そのため、現在フルタイムで働いている方で給与面や福利厚生などで待遇を受けたいのであれば、正社員を目指すという選択肢もあります。

正社員とパートのメリットとは

求人情報をチェックすると、正社員をはじめ、パートや派遣、非常勤など、介護職にはさまざまな雇用形態の求人があることがわかります。しかし、現場で活躍している人の多くは、正社員かパートであることがほとんどです。そこで、ここでは正社員で働く場合と、パートで働く場合のメリットに注目してみたいと思います。

まず、正社員として働く最大の魅力は、収入面だといえるでしょう。正社員は責任のある仕事を任されますし、入所施設の場合は夜勤もあるので、ハードだと感じることもあるかもしれません。しかし、ボーナスが出たり、一定の条件を満たした場合は介護職員処遇改善手当が支給されたりするので、パートとの収入の差は歴然です。また、キャリアアップもしやすいので、介護業界で長期にわたって働く意志があるのなら、正社員のほうがいいでしょう。

次にパートについてですが、こちらの魅力は、自分らしい働き方が実現できる点です。パートの仕事は、8時間のフルタイム以外にも、6時間程度の時短勤務もありますし、「土日のみ」や「日勤のみ」「夜勤のみ」といった働き方もできます。また、パートの場合は無資格からでも挑戦しやすいので、ハードルは比較的低いといえるでしょう。そのため、プライベートを優先した働き方がしたい場合や、異業種からチャレンジしたい方に向いています。

このように、正社員とパートでは、それぞれにメリットが異なるので、一概にどちらがいいとはいえません。ですが、仕事をするうえで自分が優先させたいことを明確にしておけば、どちらの雇用形態が自分に適しているのかを判断しやすくなるでしょう。

派遣とアルバイトのメリットとは

働き方にはいろいろな形態がありますが、派遣やアルバイトという選択肢もあります。それぞれの働き方には特徴やメリットがあります。

まず派遣による働き方のメリットといえば、時給の高さが挙げられます。中には、アルバイトよりも時給が数百円高いというケースもあります。派遣は短期間での契約による仕事が多く、場合によっては履歴書の提出や面接が不要です。そのため、手間をかけず短期間だけ働きたい場合は派遣がおすすめです。また、短期間に色々な仕事を経験したいと考えている人にも派遣という働き方はメリットがあります。ただし時給が高い分、アルバイトよりも難しい仕事内容が割り当てられることも少なくありません。そのため、与えられる仕事に対して充分なスキルが持っていることが求められます。

一方アルバイトの場合、仕事を始める際の敷居が低いので、興味を持ったら気軽にスタートできるメリットがあります。また正社員に比べると責任が少ない分、ストレスを溜めずに仕事が続けられます。更に自分の都合に合わせて勤務時間を選べるので、アルバイトを掛け持ちすることも可能です。また色々なアルバイトをたくさん経験することで、自分に合った仕事や得意な仕事を見つけられます。更に家庭の都合などで仕事を辞める場合も、比較的自由に辞められることもメリットの1つかもしれません。

このように短期間で高い給料をもらいたいならば派遣が良く、自由度を求めたいならばアルバイトという働き方を選ぶと良いでしょう。

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