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働き方の特徴を知って自分が働きやすい方法を探そう

正社員とパートのメリットとは

求人情報をチェックすると、正社員をはじめ、パートや派遣、非常勤など、介護職にはさまざまな雇用形態の求人があることがわかります。しかし、現場で活躍している人の多くは、正社員かパートであることがほとんどです。そこで、ここでは正社員で働く場合と、パートで働く場合のメリットに注目してみたいと思います。

まず、正社員として働く最大の魅力は、収入面だといえるでしょう。正社員は責任のある仕事を任されますし、入所施設の場合は夜勤もあるので、ハードだと感じることもあるかもしれません。しかし、ボーナスが出たり、一定の条件を満たした場合は介護職員処遇改善手当が支給されたりするので、パートとの収入の差は歴然です。また、キャリアアップもしやすいので、介護業界で長期にわたって働く意志があるのなら、正社員のほうがいいでしょう。

次にパートについてですが、こちらの魅力は、自分らしい働き方が実現できる点です。パートの仕事は、8時間のフルタイム以外にも、6時間程度の時短勤務もありますし、「土日のみ」や「日勤のみ」「夜勤のみ」といった働き方もできます。また、パートの場合は無資格からでも挑戦しやすいので、ハードルは比較的低いといえるでしょう。そのため、プライベートを優先した働き方がしたい場合や、異業種からチャレンジしたい方に向いています。

このように、正社員とパートでは、それぞれにメリットが異なるので、一概にどちらがいいとはいえません。ですが、仕事をするうえで自分が優先させたいことを明確にしておけば、どちらの雇用形態が自分に適しているのかを判断しやすくなるでしょう。